サンライズカメラが主に取り扱う主要ブランドの一覧です。こちらのブランド以外も取り扱いいたしております。

Nikon は日本を代表する、いや、世界を代表するカメラメーカー。Canon と並び、プロが使う一眼レフカメラの代表です。かつて日本光学という社名だったNikon。戦艦大和を始めとする日本海軍の使った光学機器にも採用されたという伝統を誇っています。

Nikonの特徴は、プロの中でも報道カメラマンに愛用されていること。「壊れにくい」カメラではなく「壊れない」カメラ、それがNikon。事件、災害、戦争、どんな現場でも完璧な機能を発揮する堅牢さから、いつでも信頼できる、あなたの心強いパートナーとなってくれることでしょう。

国産レンジファインダーカメラの最高峰Nikon SP などNikon S シリーズ、Nikon Fからはじまる伝統のF 一桁シリーズなど、Nikonのカメラの歴史は日本の35mmカメラの歴史そのもの。Nikkor レンズは「不変のF マウント」を採用しているため、オールドレンズをフィルム一眼レフだけでなくデジタル一眼レフでも楽しむことができますよ。

ぜひあなたも、写真の歴史を作り上げてきたプロのカメラ、Nikonを手元に置いてみませんか?

世界を代表する複合企業、Canon。その源流は国産35mmカメラを作ろうという強い情熱によって生まれました。
Canonの名前の由来は1934年に送り出された「カンノンカメラ」、つまり観音。そして現在では、Canonは世界を代表するカメラメーカーとなったのです。

Nikonと並びプロに愛用されているCanon。特徴はファッションやスポーツ撮影に強みを持っていること。デジタルカメラの時代である現在でも、オリンピックやワールドカップの現場にはCanonの望遠レンズの白い砲列が並んでいます。スポーティーでファッショナブルな一眼レフカメラ、それがCanon。
手に馴染む軽快なカメラで、いつでも素早く瞬間を切り取ることができますよ。

Canonの一眼レフカメラはマウントによって主に2つに分けられます。MF時代のFDマウント、そしてAF時代のEFマウントです。FDマウントのカメラの代表は旧F-1とNew F-1。EFマウントのEOSシリーズの代表はやはりEOS-1シリーズでしょう。

プロ用カメラの世界でNikonと切磋琢磨してきたCanonのカメラ。ぜひあなたの相棒にしてみませんか?

CONTAX はドイツと日本のカメラメーカー、2つの血筋を受け継いだカメラブランド。
本来、小文字のContaxはドイツのカメラでした。レンジファインダーの世界で戦前にはLeicaとシェアを争ったContax。1980年代になり日本のヤシカ、そして京セラと協力し、新たなカメラを送り出すこととなったのです。
ポルシェデザインによるスタイリッシュな外装、ヤシカが得意とする電装技術、カメラファンなら知らない人のいない富岡光学のレンズ製造技術。ContaxからCONTAXへ。

ドイツと日本の技術が融合したカメラ、それがCONTAXなのです。

フラッグシップ機のCONTAX RTS をはじめ、小型軽量のCONTAX Aria、ツァイスの超広角が使えるAFレンジファインダーG シリーズ、高級コンパクトT シリーズ、蜷川実花愛用のCONTAX 645など名機は数え切れません。テッサーやプラナーをはじめとするツァイスの名レンズが使えるのもCONTAXならでは。
ボディやレンズの性能とスタイリッシュな外観を兼ね備えたCONTAXは、質の高いものを手元に置きたいあなたのためのカメラです。

なおCONTAXの商品一覧では、YASHICA(ヤシカ)の製品も掲載しています。

Leica(ライカ)はすべての35mmフィルムカメラの始祖。そして、どの時代においても最高級のカメラであり続けています。
もともと映画撮影用のフィルムだった35mmフィルム。それを写真撮影用に流用するというオスカー・バルナックの発想は、その後のカメラの歴史を大きく変えました。日本の多くの35mmフィルムカメラメーカーも、最初はバルナックライカの模倣から始まっているくらいなのです。

そんな日本のカメラメーカーの猛追を一気に引き離したのが、1954年発売のライカM3をはじめとするM型ライカ。レンジファインダーカメラは、このM型ライカにて完成したといえるでしょう。

カメラファンなら誰でも、いつかはライカを手に入れたいと思うもの。ライカとはそれくらい、他のカメラとは別格のカメラなのです。そんなライカも、フィルムのライカなら以前に比べればリーズナブルな値段で入手可能になりました。カメラとしての別格さを裏付けるように、品質や精密感もまさに別格。
ボディもレンズもすべてにおいて格が違うカメラ・ライカは、写真が好きなら一度は使いたいカメラです。

国産カメラメーカーのMINOLTA。二眼レフ、レンジファインダー、一眼レフと幅広く名機を送り出してきたメーカーです。二眼レフカメラで真四角の写真を取りたい。そんなときにはMINOLTA AUTOCORDが最適。

普通のライカとは一味違う国産レンジファインダーなら、LEITZ MINOLTA CLやMINOTLA CLEがおすすめです。
そして、高度経済成長期にASAHI PENTAXとシェアを争った一眼レフの名機たち。
MINOLTA SRT-101などのSR シリーズ、XEやXD、X-700などのXシリーズ。オートフォーカスが実用の域に達した初めての一眼レフカメラ、MINOLTA α7000など、MINOLTAは歴史を彩る数多くのカメラを送り出してきたのです。

MINOLTAの名称の由来は「実る田」、つまり実る田んぼのこと。さらにレンズ名称のROKKOR(ロッコール)は、神戸の六甲山に由来しています。国産カメラメーカーならではの名称も、MINOLTA のカメラをさらに身近なものとしてくれるでしょう。

FUJIFILMはフィルムを作るだけのメーカーではありません。現在でも多くのデジタルカメラを送り出しているように、フィルムカメラの世界でも多くの名機を送り出してきました。

FJIFILMのカメラのなかでも、とくに趣味のカメラや作品制作用のカメラとして注目したいのが、中判カメラや大判用レンズ。クラシックカメラではない、実用の道具としてのモダンな中判レンジファインダーカメラはFUJIFILMの独擅場。6×9判のFUJIFILMGW690シリーズや645判のFUJIFILM GA645、さらに2009年に発売された最新の中判蛇腹カメラ、FUJIFILM GF670など、モダンなレンズと操作性を兼ね備えた中判カメラを現役で使うことができますよ。
大判カメラ用レンズはNikonと並ぶ重要な選択肢。どのカメラにも使われているFUJINONレンズには、コーティングとしては最高峰ともいわれるEBCコーティングが施されています。

中判でも大判でも、FUJIFILMのカメラは確実で心強い道具となってくれることでしょう。もちろんフィルム選びのうえでも重要な存在です。

OLYMPUSのカメラを語る上で、1人の技術者の名前を外すことは絶対にできません。その名前は米谷美久(まいたに よしひさ、1933~2009)。日本を代表する天才カメラ技術者です。
ハーフサイズカメラの代表であり現在もミラーレスに名前が受け継がれているOLYMPUS PEN。小型軽量一眼レフの代表、OM-1をはじめとするOMシリーズ。フロントカバーがスライドするカメラの元祖、OLYMPUS XAシリーズ。これらのカメラはすべて、米谷美久という1人の技術者がいなければ、この世に送り出されることはなかったのです。

OLYMPUS PENは限られた価格の範囲内で高性能と操作性を実現。不要なものを徹底的に切り捨てる代わりに、レンズは最高のものを搭載しました。OMシリーズではただ小さいだけでなく、一貫した操作性と高度なシステム性を作り上げたのです。

OLYMPUSのカメラを使うことは、技術者がカメラに込めた思想を感じること。使えば使うほど、ユーザーのことを親身に考えた設計を実感するはずです。

PENTAXの名称に含まれるPENTAとは、五角形のこと。すなわち、一眼レフに搭載されるペンタプリズムのことです。
現在ではカメラの主流となっている一眼レフカメラ。その一眼レフを日本で最初に作ったのが、PENTAXの前身、旭光学でした。名前が象徴するように、PENTAXは現在まで一眼レフを、しかも低価格・高性能の小型一眼レフの一眼レフを作り続けているメーカーです。

世界一売れた一眼レフとも呼ばれているPENTAX SPをはじめ、PENTAXの特徴は小型で軽量なこと。その特徴は現在のデジタル一眼レフでもまったく同じです。また、PENTAXの一眼レフは35mmだけではありません。6×7判のPENTAX 67シリーズや、645判のPENTAX 645シリーズは、屋外でも気軽に使える、機動性の高い中判一眼レフとして、プロ・アマチュアを問わず多くのカメラマンに愛用されてきました。
さらに特筆すべきカメラとして、PENTAX の35mmフィルム一眼レフの最高峰、PENTAX LXも挙げられます。

OLYMPUSのカメラを使うことは、技術者がカメラに込めた思想を感じること。使えば使うほど、ユーザーのことを親身に考えた設計を実感するはずです。

Mamiyaは戦前から続くカメラメーカー。他のカメラメーカーと異なる最大の特徴は、中判カメラを得意としてきたことです。

蛇腹カメラの名機Mamiya 6の名前を受け継いだNew Mamiya 6、そして6×7判のMamiya7。レンズ交換ができる二眼レフ、Mamiya Cシリーズ。6×7判の一眼レフカメラ、RZ67シリーズやRB67シリーズ。645 判の一眼レフ、Mamiya645シリーズは機動性を活かして屋外のフィールドでも活躍してきました。
これら多彩な中判カメラ群によって、Mamiyaのカメラだけでどんな撮影場面にも対応できるくらいです。

フィルムの時代からデジタルの時代へと移り変わるなかで、作品制作の道具や趣味のカメラとして中判カメラが再注目されてきています。そんな中判カメラを使おうと思ったとき、真っ先に選択肢に上るのがMamiyaのカメラです。

レンジファインダー、二眼レフ、一眼レフ、あなたの求める中判カメラが、Mamiyaならきっと見つかることでしょう。

Hasselblad(ハッセルブラッド)は、中判一眼レフカメラで知られるスウェーデンのメーカー。中判カメラの最高峰とも言われる、ボディ・レンズともに一度は手にしたいカメラです。

Hasselbladのカメラは、古くからプロの間で広く用いられてきました。その逸話はあまりにも多く、例えば人類を月に送ったアポロ計画でも、主にHasselbladのカメラが 使われていたといいます。
また、現在Hasselbladを使うことの魅力の1つが、正方形の6×6判の写真が撮れること。
これは本来、縦位置・横位置が関係ない利点を活かした、スタジオ撮影のための機能でした。上から覗き込むウエストレベルファインダーとともに、現在では積極的に外に持ち出したくなる、おしゃれな特徴となっています。

これからHasselbladを使い始めるなら、手頃な価格で手に入るのはHasselbladの代表機である500C/M。もっと新しい時代の機種として503CX や503CWなどもおすすめです。

さらに、Hasselbladのレンズといえばツァイス製のレンズ。まず最初はHasselbladにプラナー80mmをつけて、その世界へ入ってみませんか?

Rollei(ローライ)は二眼レフカメラの元祖的存在、そして最高峰でもあるドイツのカメラメーカーです。二眼レフを手にしたすべての人が憧れるRollei。
もしこれから初めて二眼レフを入手するのなら、最初からRolleiを選ぶのもおすすめです。

Rolleiの二眼レフは大きく分けて2種類あります。RolleiFlexとRolleiCordです。
もっとも大きな違いはセルフコッキングかどうかということ。RolleiFlexはクランク巻き上げとともにシャッターがチャージされ(セルフコッキング)、RolleiCordはノブ巻き上げで、シャッターは手動チャージとなっています。
RolleiFlexが高級機、RolleiCordが普及機という位置づけでしたが、性質の異なるカメラなのでどちらが優れているということはありません。とくに、RolleiCordはRolleiFlexよりも軽量なため、女性にも人気の高いカメラです。

ツァイス製レンズとシュナイダー製レンズの違い、時代ごとの機能や形態の違いなど、さまざまに分類可能なRolleiの二眼レフ。ぜひあなたのお気に入りの二眼レフを見つけてくださいね。

Zenza Bronica(ゼンザ・ブロニカ)は日本のカメラメーカー。中判一眼レフを製造していたメーカーです。
社名は創業者の氏名「吉野善三郎」に由来しています。

Zenza Bronicaのカメラの最大の特徴。
それは、正方形の写真が撮れる、6×6判の一眼レフであるということです。6×6判の一眼レフというとHasselbladが有名ですが、日本製となると、このZenza Bronicaをはじめ数少ないもの。
大きな魅力が、Nikon製のNikkorレンズが使えるということ。Nikkorが使える中判カメラは数少ない存在です。

また1970年代以降には、645判のZenza Bronica ETRシリーズや、レンジファインダーのRF645も送り出しています。Mamiyaと並ぶ国産中判カメラの雄、それがZenza Bronica。

これからZenza Bronicaを入手するとしたら、代表的なカメラとして挙げられるのがZenza Bronica S2。多彩なNikkor交換レンズと併せて、国産6×6判カメラで切り取る風景を楽しめますよ。

言わずとしれた、世界を代表する電機メーカー、SONY(ソニー)。
ソニーが本格的にレンズ交換式カメラに進出したのは2006年のこと。
カメラ事業から撤退したコニカミノルタのαシリーズを引き継いでのことでした。

SONYのもとで、αシリーズはフルサイズDSLRのα900 やミラーレス一眼などさらに発展。α-7・α-9シリーズは、当サイトでも紹介しているオールドレンズを楽しむのに最適なミラーレス一眼として、とくにおすすめです。

Voigtlander(フォクトレンダー)は、本来はドイツのカメラメーカー。
戦前~戦後にかけて、35mm大衆機や高性能レンズなど、かずかずの名品を生み出しました。

そんなVoigtlanderは、1999年、日本のカメラメーカー、COSINA(コシナ)の手で復活。レンジファインダーカメラや交換レンズといった、マニアックな製品でカメラ愛好家の心をつかんで離しません。

なおVoigtlanderの商品一覧では、COSINA(コシナ)製のツァイスレンズやコシナブランドのカメラも含め掲載しています。